運搬ロボットの原理

2023年01月30日

産業用ロボットは動作を行い作業するマニピュレータ、マニピュレータを動かして制御するコントローラ、マニピュレータに動作を教えるプログラミングペンダントの3要素から構成されています。


一般的なロボットのマニピュレータは6軸の構成となっており、6つの軸にはACサーボモーターを使用して制御を行います。それぞれのパーツを具体的に述べると、体の旋回、体を前後に動かす下腕、腕を上下に動かす上腕、腕を回転させる手首旋回、手首を回転させる手首回転の6つになります。


運搬ロボットがワークを認識して移動させる際、XYZの座標をあらかじめ設定することで動作を行います。またその他の方法として最近主流になってきているのが、画像認識を用いた座標認識です。上部から撮影された画像を元にスペースを判断します。そして自動で積載すべき場所を判断して積載します。事前に座標を設定しなくてよいメリットはありますが、コストが大きくなってしまう難点があります。
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協働ロボットとは

2023年01月12日

協働ロボットは、ロボットと人が同じ領域で作業を行うことができるロボットです。2013年の規制緩和により、協働ロボットが各所で導入されるようになりました。安全柵なしに人と共に働けるので、人の負担を軽減し、エラーを減らす効果があり、人手不足に貢献しています。


製造業においては協働ロボットの活躍により生産性や稼働率が上がり、効率よく製造できるため食品、自動車、電子部品など幅広い業界で安全性に留意しながら利用されています。

協働ロボットの使用用途
比較的小型で細かい作業を行うことができ、作業スペースの狭い場所でも利用できるので、幅広い業界で導入されています。


食品業界ではスライスやカット、ピッキングなどで、自動車業界では、成型プレス、レーザー切断、組み立てなどを担当しています。電子部品業界では、0.1㎜の精度が要求される取り付け、組み立てなど製造に関わるほぼすべての工程で利用されています。

その他機械部品の搬送や、小型部品の組み立て、ねじ締め、工作機械へのセッティング、梱包、射出成型、接着、溶接、品質検査など、細かい作業や力の必要な作業まで様々な分野で利用されています。

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サービスロボット導入時の注意点

2023年01月07日

非常に多くのメリットが期待できるサービスロボットですが、導入する際は、以下のような点について十分な検討が必要です。

1.導入目的の明確化
サービスロボットを導入する前に、まずは何のためにロボットを導入するのか、目的を明確化する必要があります。ロボットの展示会やショールームなどに足を運び、どのような業務で、どのような用途に、どのような効果を期待するかを十分検討したうえで、最適な機種を選択すべきです。


2.導入コスト
サービスロボットの導入には、ロボット本体以外にも周辺装置や安全対策費、保守・運用費(メンテナンスや故障対応)技術者の育成などの費用も必要です。

経済産業省や地方自治体、民間団体などから、さまざまな助成金・補助金制度が発表されていますので、活用するとよいでしょう。また、予算の限られる中小企業のために、レンタルやリースだけでなく、必要な期間、必要な台数だけのロボットを手軽な価格で導入できるサブスクリプションや RaaS(Robotics as a Service)といった新しい利用形態も広まってきています。

3.稼働環境の整備
サービスロボットが円滑に稼働し、業務を遂行できるようにするには、段差や通路の幅、床の材質、照度、Wi-Fi、別フロアへの移動手段などのロボットフレンドリーな施設環境の整備も必要です。

4.協働する現場スタッフの理解
人間による長年のノウハウやオペレーションが既に確立されている現場に、サービスロボットを導入する際には、現場のスタッフの理解や事前の情報共有が重要になります。人間がやっていた作業をロボットに取られてしまうという危機感から、ロボット導入への反発も想定されます。ロボットに対する違和感・嫌悪感を取り除くための十分な説明と期間を設け、受入れ体制を確立した上で導入を進めましょう。


5.PDCAサイクル
サービスロボットに対し、導入前に過度な期待を持っていたために、実際にできる作業との間に大きなギャップが生じ、目に見える効果が短期間で得られず、継続利用を断念してしまう企業も多いと言われています。サービスロボットは、人間の作業を丸ごと代替させるものではなく、人間との協働によって作業効率を上げるものと捉え、人間がロボットとうまく協働できるか、ロボットが人間の妨げにならないか、導入効果が得られるかを検証しながら、PDCAサイクルを回していくことが必要です。

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生活支援ロボットとは

2023年01月03日

生活支援ロボットとは、家事やリハビリ、介護など人間が快適に生活をするためのサポートをしてくれるロボットのことです。少子高齢化により、介護を必要とする人が増える一方で、介護をする人が少なくなっています。


この状況を解決するために、生活支援ロボットの開発が進み、現在では生活支援ロボットを導入する家庭が増えているのです。特に生活支援ロボットの中で有名なのはお掃除ロボットの「ルンバ」で、手足が不自由で掃除をするのが困難な人の代わりも担ってくれます。


他にも、カーテンを開け閉めしたり、要介護者を乗せて移動を補助したりするロボットも登場するなど、生活をする上で必要な動きをサポートしてくれるロボットは豊富です。家庭向けだけでなく、企業向けの介護やリハビリをサポートしてくれる生活支援ロボットも展開されているので、生活支援ロボットを導入する際は、用途に合わせて選ぶ必要があるでしょう。

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