ブラシレスDCモータの構造と原理

2023年11月28日

ブラシレスDCモータ(BLDCモータ)は、内部にブラシやコミュテータ(スリップリング)を持たず、永久磁石とコイルを使用して動作するモータです。以下にBLDCモータの構造と原理を説明します。

BLDCモータの主な構造要素は次の通りです:

固定子(ステータ): BLDCモータの固定部であり、一般的には鉄芯と巻線(コイル)から構成されます。固定子の周囲には複数の電磁コイルが均等に配置されており、これらはステータワインドと呼ばれます。
ブラシレスDCモータの構造と原理
「写真の由来:36V 4000RPM 0.11Nm 46W 2.0A Ф57x49mm ブラシレスDCモータ(BLDC)

ロータ(回転子): BLDCモータの回転部であり、一般的には永久磁石から構成されます。ロータは固定子の内側に配置され、固定子の周囲を回転します。ロータの永久磁石は、通常は複数の極を持っており、南極(S極)と北極(N極)が交互に配置されています。

BLDCモータの動作原理は次のようになります:

電力供給: 電力がモータに供給されると、制御回路はステータワインドに流れる電流を制御します。この制御回路は、センサや制御アルゴリズムを使用して、正確なタイミングと電流の制御を行います。

磁極の変化: 制御回路は、ステータワインドの電流を変化させることで、ステータの磁極を制御します。ステータの磁極は、ロータの磁極と反発または引き寄せの関係にあります。
ブラシレスDCモータの構造と原理
「写真の由来:Ф32x17.5mm アウターロータ型ブラシレスDCモータ 24V 2760RPM 0.0253Nm 7W 0.5A

回転: ステータの磁極とロータの磁極の相互作用により、ロータに回転力が発生します。制御回路はステータの電流を正確に制御し、磁極の変化をタイミングよく行うことで、回転方向と速度を制御します。

ホールセンサ(オプション): 一部のBLDCモータは、内部にホールセンサと呼ばれる磁気センサを備えています。ホールセンサは、ロータの磁極の位置を検出し、制御回路にフィードバック情報を提供します。これにより、正確な制御と位置検出が可能になります。

BLDCモータは、高効率、高出力密度、長寿命などの利点を持ち、幅広い産業や応用分野で使用されています。例えば、自動車の電動パワーステアリング、ファン、ポンプ、ドローン、ロボットなど、さまざまなアプリケーションで利用されています。









Posted by patricia at 11:31│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。