ステッピングモーターの構造を紹介します

patricia

2023年09月14日 12:05

ステッピングモーターは、電気信号を受けて一定の角度だけ回転するモーターです。以下に、一般的なステッピングモーターの構造の要素を説明します:

固定部(ステータ)
ステッピングモーターの固定部は、コイルや磁石などの要素が配置される部分です。ステータは一般的にステータコアと呼ばれる磁性材料でできており、コイルを巻いたり、永久磁石が配置されたりします。

(写真の由来:ステッピングモーター 3Dプリンター DIY CNCロボットに適用 , 0.4A ,黒 17HS13-0404S1

ロータ
ロータはステッピングモーターの回転部分であり、軸とロータコアから構成されます。ロータコアは磁性材料でできており、一定の数の磁極(ポール)が等間隔に配置されています。

コイル
ステッピングモーターには、ステータに巻かれたコイルがあります。コイルは電流を通すと、磁場を生成します。ステッピングモーターでは、複数のコイルが配置されており、それぞれが異なるフェーズ(コイルグループ)に属しています。

(写真の由来:Eシリーズ Nema 23バイポーラステッピングモーター 23HE30-2804S 1.8°1.9Nm 3.2V 57x57x76mm

ロータ磁石
一部のステッピングモーターは、ロータに永久磁石が組み込まれています。永久磁石はロータの磁場を提供し、ステッピングモーターの動作原理の一部となります。

これらの要素が組み合わさることによって、ステッピングモーターはステップごとに一定の角度だけ回転する特性を持ちます。電流がコイルに流れると、ステータとロータの磁場が相互作用し、ロータが一定のステップ角度だけ回転します。ステッピングモーターは、パルス信号を与えることで制御され、正確な位置制御が可能となります。